空手中段回し蹴り(ミドルキック)の重要なコツとは?蹴るまでが大切な理由

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空手中段回し蹴り(ミドルキック)のコツ

中段回し蹴り

もし、相手に強烈な中段回し蹴りをされたら、受けるのも嫌になってしまいます。

 

中段回し蹴りは、体全体を使って蹴ることができる蹴り技です。

 

そのため、相手に大きなダメージを与えることができます。

 

たとえ相手が受けたとしても、蹴りが強ければ、腕にもダメージを与えることができ、相手の戦意を奪うこともできます。

 

しかし、反対に、蹴りに勢いがある分、間合いを切られて空振りした時に体勢が崩れてスキができてしまったり、肘に当たって、こちらの足を怪我をしてしまったりするリスクもあります。

 

また、ローキックやハイキックと違って、ミドルキックは、相手がつかみやすい高さの蹴りですので、掴みのあるルールの大会では、掴まれて相手にコントロールされてしまう恐れもあります。

 

そのため、中段回し蹴りを蹴るまでに、相手が突きで攻めてきて空いた脇腹を狙ったり、上段を意識させて脇腹を空いてきたところを狙ったりすることで、そのようなリスクを減らして、中段回し蹴りを決めることができます。

 

蹴るまでの駆け引きが重要なポイントです。

 

中段回し蹴りの強さとスピード

 

中段回し蹴りは腰の回転の強さとスピードが、蹴りの強さとスピードを決めます。

 

腰の回転のスピードを上げるには、

  • 蹴る足で床を強く蹴って勢いをつける
  • 軸足の踵を反転して相手に向ける
  • 膝をしっかり折り畳む

というのを意識します。

 

膝をコンパクトに折りたたむのが不十分だと、足が体から離れた分だけ、蹴る時に足の重さを感じますので、速い蹴りは出せません。

 

また、折りたたんだところから、足を素早くムチのように伸ばすことで、蹴りのスピードも上がります。

 

しっかりと膝を折りたたむことを意識しましょう。

 

膝の抱え込みは、上段と同じ高さにすることで、相手には上段か中段の蹴りなのかわからなくなります。

 

中段回し蹴りは、ケガをしたり、反撃されたりしやすいリスクの高い蹴りです。

 

少しでも、相手に蹴りを読まれない工夫をしていきましょう。

 

 

 

体重の乗った回し蹴り

 

基本は体の軸は真っ直ぐにして蹴るのですが、それがしっかりと自然とできるようになり、スピードも速い蹴りが出せるよになったら、蹴る時に、ほんの少しだけ重心を前に(自分と相手の間)持っていきましょう。

 

そうすることで、スピードだけでなく、体重の乗った強い中段回し蹴りも出せるようになります。

 

相手のスキが狙えるような上手な試合運びができるようになったら、一撃で倒せるような、体重の乗った強い中段回し蹴りも出してみるといいですね。

 

回し蹴りのときには、体を回転させる腹斜筋が使われます。

 

その腹斜筋をしっかりと鍛えておくことで、回し蹴りの威力を上げていくことにつながります。

 

腹斜筋を高負荷で鍛えるトレーニング方法はこちらをご覧ください。

 

 

回し蹴りのときに、軸足がブレてバランスを崩してしまうと、インパクトの場所がずれてしまったり、威力がなくなってしまったりします。

 

それを防ぐためにおすすめのトレーニングが

 

ワンレッグデッドリフトです。

 

詳しいやり方はこちらをご覧ください。

 

 

体重の乗った回し蹴りを練習するのにおすすめのスタンディングバッグはこちら

 

中段回し蹴りおすすめ動画

 

 

上段回し蹴りのコツはこちらをご覧ください。

上段回し蹴りのコツはこちら

 

組手で最も多く使われる蹴り技の下段回し蹴りのコツはこちらをご覧ください。

下段回し蹴りのコツはこちら

 

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