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フルコンタクト空手前蹴りのコツと動画
回し蹴りより打撃ポイントが長いため、遠い間合いから蹴っていくことができます。
そのため、離れた間合いで、相手が突きや回し蹴りを撃ってくる前に蹴っていったり、相手が下がって間合いが離れてきたところを蹴っていったりすることができます。
前蹴りのコツとして
- 相手に対して垂直に蹴る
- 腰を前に突き出す
- 体重を中足に集める
というのがあります。
相手に対して垂直に蹴る
前蹴りで、相手にダメージを与えよようと思えば、一番ダメージが大きくなるように、相手に対して垂直に蹴ることがポイントです。
多いのが、下から上に蹴りあげるような前蹴りです。
これでは、当たっても大きなダメージを与えることができず、相手が上半身を少し後ろに下げれば、簡単にかわされて捌かれてしまうことになります。
前蹴りは、水平、床と平行に真っ直ぐ前に突き刺すようなイメージで蹴ることで、相手にダメージを与えることができます。
そのためには、まず、膝をしっかりと抱え込むことです。
抱え込みが浅いと、下から上に蹴上げるような蹴りになってしまいます。
腰を前に突き出す
抱え込んだら腰を前に突き出すようにして前蹴りを蹴っていきます。
前蹴りは、前後の力を中足に集めて蹴る蹴り技です。
腰が入っていないと、前にいく力が半減してしまいます。
蹴りの威力も半減してしまいます。
また、腰を入れることで、蹴りの軌道を、水平に近い蹴りにすることができます。
この腰を前に突き出すことで、体重を中足に集めて蹴ることができるようになります。
体重を中足に集める
前蹴りは、親指の付け根付近の小さい面積の中足部分に、蹴りの力を集めることで、相手に大きなダメージを与えることができます。
この中足に、前後の力をどれだけ集められるかが、蹴りの威力を決めます。
前後の力は、
- 抱え込んだ足を前に蹴りだす力
- 腰を突き出す力
そして
- 軸足の押し出す力
です。
軸足は、前蹴りが相手に当たる瞬間に、床を蹴って前に押し出す力を生み出します。
この力がないと、蹴りを相手に当てるだけになってしまいます。
試合では、技がしっかりと決まるような場面でなければ、捌かれると体勢が崩れる可能性が高いので、そこまでできないかもしれませんが、これらの前にいく力が、前蹴りの威力を決めますので、稽古ではしっかり稽古しておきたいですね。
前蹴りのおすすめ動画
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