打撃の使い分け・打たれ強さ・連打の持久力・打撃力をあげるトレーニング方法

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打撃の使い分け・打たれ強さ・連打の持久力・打撃力をあげるトレーニング方法

フルコンタクト空手の大会に出場している選手にお話をいただきましたので紹介いたします。

 

私の理論と体験を少し語らせて頂きます。

 

まず初めに、私の得意とする技は、単純にパンチ力と左ミドルと膝です。

 

そして今集中して鍛えているのはローとサバキと肉体改造です。

 

人は皆、目的や目標があると思いますが、私はヘビー級の外国人をいつも想定として稽古しています。

 

時には目標はコロコロ変わりますが、もっとも高い目標は海外の猛者達です。

 

私の階級は70キロ前後ですが、これからどんどん、目標に近ずく為の稽古を積んでいく予定です。

 

左ミドルキックの使い方

試合でよく決まるわざわざ、左ミドルです。

 

相手が同等かそれ以上の時に必死でやり合う中で、不意に直感で「今だ!」というポイントを気づけると、迷わず左ミドルを出すと、綺麗に入ると相手は数秒または数分床で苦しみます。

 

距離が微妙でも迷い無く蹴れていると、相手が一瞬怯むのが分かるので、一気にパンチや、膝で畳み掛けます。

 

そこでも躊躇しないのが鍵になるかと思います。

 

普段の稽古で意識していること

普段の稽古で意識しているのは得意分野を伸ばしつつバリエーションのある洗練した稽古をする!です。

 

具体的に申しますと、打撃力を得意とするなら、それをベースに試合を組み立てる事になると思うのですが、その得意な打撃力も当たらなければ倒せません。

 

そこで、

  • フェイク
  • 入りの速さ
  • 打たれ強さ
  • 打撃の使い分け
  • 連打の持久力等

が必要になってきます。

 

 

打撃の使い分けと打たれ強さと連打の持久力と打撃力をあげる

まず、使い分けとはボクシングでもそうですが、全てのパンチを全力で打っていてはすぐに疲れます。

 

そこで戦略的に、

  • 捨てパンチ

  • 倒すパンチ

に分けます。

 

例えば、左を捨てで二回出して右で決めるとかを自分では決めといて、後は相手にばれないように誤魔化しながら組み立ていくわけです。

 

フルコンタクト空手コンビネーション動画

 

 

 

打たれ強さの強化

打撃の使い分け・打たれ強さ・連打の持久力・打撃力をあげるトレーニング方法

次、打たれ強さは普段1人で家で鍛える時などは
  • お腹や胸を自分のパンチで刺激
  • 腹筋運動
  • 直腹筋
  • 腹斜
  • 腕立て伏せ
  • ウエイト
  • 懸垂

の鍛錬をしています。

 

パートナーがいる場合は打ち合う稽古が一番為になります。

 

ボディ強化の動画

 

持久力のアップ

次、連打の持久力はひたすらシャドー1分間とか、サンドバッグ一分間しています。

 

あとは走り込みと階段ダッシュ、ケンケン、等。

 

打撃力を高める稽古で重要視しているのは感覚です。

 

例えばこの角度が一番力が入りやすいなとかです。

 

それをふまえて、ひたすら稽古します。

 

あとは、拳や手首を痛めないように、補助トレーニングも欠かせません。

 

空手の蹴りや突きを狙ったところに当てる練習方法

 

空手の蹴りや突きを狙ったところに当てる練習方法

フルコンタクト空手で、突きや蹴りを相手に当てれば、ダメージを与えられるか?といえばそうではありません。

 

やはり、

  • 肝臓(レバー)
  • 水月
  • 鎖骨
  • 太もも
  • 膝裏

などの急所を狙わないと、確実にダメージを与えることができませんし、相手の肘や膝などの固い部分に当たってしまうと、逆にこちらがケガをしてしまうこともあります。

 

そのため、狙ったところを確実に蹴ったり突いたりする力は重要です。

 

そこで、そのための練習方法のお話をいただきましたので紹介いたします。

 

ローキックの威力とスピードが増す蹴り方

私が「ここぞ!」という時に使用した技はローキック。

 

そして、前蹴りです。

 

若干、地味かな…とは思いますが、スパーリングでも威力を発揮してくれた技です。

 

ローキックはやや高めに足を引き上げ、ミドルに見せかけてから振り下ろす。

 

フェイントをかけるのがポイントです。

 

高い位置から思い切り振り下ろすことで威力とスピードが増し、相手選手へのダメージも大きくなります。

 

ハイキックに自信のある方は、この要領でハイキックに見せかけて、ミドルキックも可能です。

 

空手下段回し蹴り(ローキック)のコツ

 

 

前蹴りを出す有効なタイミング

次は前蹴り。

 

制限時間前のラッシュなどでは力押しになることが多く、間合いを取ろうと後退すると、審判への心象が悪くなってしまいます。

 

そこで前蹴りです。捌かれてもヒットしても相手との間に隙間が作れます。

 

そのまま足を踏み込み、自分の距離を保ちましょう。

 

フルコンタクト空手前蹴りのコツと動画

相手に最大限のダメージを与える練習方法

どの技でも、まずは基礎体力作りや筋トレを頑張りましょう。

 

ほぼ拮抗した実力の選手同士の試合は、後半は気力や体力が残っている選手(体が大きい選手も)が勝ちます。

 

日々の稽古はもちろんのこと、キックに必要な筋力を鍛えるためにサンドバッグやスクワット、ミット蹴りなど色々あります。

 

それに加え、私がオススメしたいのは「狙ったところに打つ技術」です。

 

サンドバッグやミットにカラーテープでバツ印を作り、そこを手でも足でもひたすら狙います。

 

「狙ったところへ最大限の技」。

 

試合でも有用な練習法だと思いますので、是非とも試してみてください。

 

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