子どもでもわかりやすいメンタルトレーニングおすすめの本

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子どもでもわかりやすいメンタルトレーニングおすすめの本

子どもでもわかりやすいメンタルトレーニングおすすめの本

試合や大会で、パフォーマンスに大きな影響を与えるメンタル。

 

実力以上の力を発揮させたり、逆に実力のわずかな部分しか発揮できなかったりと、精神面が大きな影響を与えています。

 

もしメンタルの部分をコントロールできれば、試合や大会での結果に大きな変化が出てくることでしょう。

 

そこで、メンタルトレーニングにおすすめの本を2冊紹介いたします。

 

子どもが読んでも理解しやすい本

1冊目:辻秀一「スラムダンク勝利学」(集英社インターナショナル)

バスケット漫画の金字塔「スラムダンク」を題材に、スポーツ心理学の第一人者が、単なる根性論ではない、「勝つための心理学」を分かりやすく解説した本です。

 

「スラムダンク」の名言といえば、
「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」
があまりにも有名です。

 

この言葉以外にも、心を打たれる言葉に出会った読者は、たくさんいらっしゃると思います。

 

こうした「名言たち」を
スポーツ心理学という科学から、理論的に迫った好著
です。

 

すでに初版が出てから15年以上になりますが、そのメッセージは古くなっていません。

 

未だに新刊として売られているということが、いかにこの本が普遍的なことを語ってきたかを示していると思います。

 

本書が最も伝えたいのは、第4章「心技体を変化させる」で全てだとは思います。

 

それ以外にも、主人公・桜木花道にシュート2万本を特訓させるエピソードを題材にした、第10章「目標に“石”を置いてくる」など、「勝つための心理学」がふんだんに盛り込まれています。

 

そして、有名漫画を題材にしているので、理屈抜きにイメージがしやすいのがいいところです。

 

どんな年代の子供が読んでも、何が言いたいかわかる
というのがオススメするポイントです。

 

私はこの本は、
勝つための心の準備のやり方を知りたい人が、1冊目として手を取ってみる本
だと思います。

 

何度でも読み返して、何度でも考える、そんな本です。

 

スラムダンク勝利学を購入するならこちら

 

 

本番1分前に実践できる方法を学ぶ

2冊目:高畑好秀「図解 1分間セルフコーチング」(法研)

Jリーグのチームやプロボクサーなど、数多くのスポーツ選手のメンタルトレーナーとして活躍されている方が、1分間でできるメンタルコーチングについて書かれた本です。

 

セルフコーチングとは、なりたい自分に自分を導く方法論のこと。

 

通常、コーチというと、誰か別の人が自分を引き上げることですが、セルフコーチとは、
自分の中に、自分を引き上げてくれる存在をもう1人作る
ということです。

 

本書は、それをわずか

  • 1分間で実現する方法論を35個提示

しています。

 

この本のオススメする一番のポイントは、
その場で、1分間で、1人で出来ることだけが書いてある
ということです。

 

35個の方法論を全部マスターすることも、覚えることも必要ありません。

 

自分に必要なものをピックアップすれば良いと思います。

 

ちなみに、私が好きな箇所は、

  • 「心の中に解説者の自分を作る」

です。

 

勝つための準備はしてきたけれど、本番に「自分らしいプレー」がどうしても発揮できなかった、という経験は誰にでもあると思います。

 

本書を1冊手元に置いておけば、
本番前に1分間実践しておくだけで、自分がイメージするベストのプレーに100%に近付いて発揮する
ことも夢ではありません。

 

本番に集中するために、上手に心を整えられるようになりたい方に、オススメする最適な1冊です。

 

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