学生柔道で勝つために「裏投げ」を練習すべきか?

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裏投げは非常に危険な技

学生柔道で勝つために「裏投げ」を練習すべきか?

柔道をやっている人間なら、ほとんどの人が「裏投げ」を知っていることでしょう。

 

裏投げは真捨身技5本のうちのひとつで、後方から相手の体を持ち上げて背中側に投げる大技です。

 

プロレスでいうところの「バックドロップ」によく似ている技としても知られています。

 

実はこの裏投げという技、学生柔道家の間で密かな人気があったりします。

 

一瞬で勝負を決める派手な威力と、学生の間では使い手の少ない希少性に魅力を感じる子供が多いのです。

 

しかし

  • 裏投げは非常に危険な技

であるということを理解しておかなければなりません。

 

現在のところ裏投げは反則技に含まれていませんが、他の技に比べると危険性が高いことから、小学生の試合では全面的に禁止されています。

 

使い手に安定した技術が必要なのはもちろん、技を受けるほうにも、しっかりとした受け身の技術が要求される難しい技なのです。

 

裏投げは、受け身を一歩間違えば頭から落下してしまうので、首や頭に重症を負う可能性もあります。

 

実際に試合で使うことは構いませんが、

  • 相手に怪我をさせる可能性がある危険な技

だということをちゃんと理解して、しっかりと練習しておきましょう。

 

 

裏投げの動画

 

 

裏投げを行うメリットとは?

裏投げは素人同士の試合で出すには危険な技ですが、決して反則ではありませんし、プロの世界でも使われている技です。

 

1996年〜2004年まで連続でオリンピック金メダルを獲得した野村 忠宏選手も、世界柔道選手権の3位決定戦にて裏投げで勝利を決めています。

 

世界で活躍するプロも使っているということは、裏投げが単なる危険技ではなく、ちゃんとしたメリットがある技だということの証明です。

 

試合で裏投げを行うメリットはいくつか考えられますが、

  • 最も大きなメリットといえるのは、裏投げが柔道における「カウンター技」の一種

だということでしょう。

 

そもそも裏投げは自分で狙って出す技ではありません。

 

相手が出そうとした背負い投げや大外刈りなどを躱した結果として、相手の後方に位置が取れたときに行う技なのです。

 

何らかの攻撃を出そうとした瞬間なので、相手の防御は薄く、その一瞬の隙を狙い打つことで初めて成立する技だといえるでしょう。

 

自分が攻撃を出そうとした瞬間に投げられるのですから、投げられたことに気付くのが遅くなることさえあります。

 

そこが裏投げの強みであり、危険な部分でもあるといえます。

 

また、

  • 他の技に比べると使い手が少ないというのも裏投げのメリット

です。

 

プロの世界ならまだしも、学生同士の柔道の試合で、正しく裏投げが使われることは非常に稀です。

 

学生柔道の世界において裏投げは、相手にとっての「未知の攻撃」になり得るため、試合での勝率を上げたい学生たちが「隠し玉」として持っておきたがる気持ちもよく分かります。

 

 

 

 

裏投げは無理に出そうとしても効果が薄い

結論ですが、

  • 学生柔道で裏投げを行うのは、やはり危険なのでやめておいたほうが良い

でしょう。

 

中学生以上の試合では、裏投げの使用が認められていますが、裏投げばかりを練習するのはオススメできません。

 

絶対にダメ…とは言いませんが、そもそも裏投げを練習したところで、思っているほど勝率は伸びないと思います。

 

というのも、先述の通り裏投げは狙って行うものではないからです。

 

相手の攻撃を躱し、たまたま裏投げに移行できる体勢に入ったときに、自然な流れで出す技です。

 

貴重な練習時間を費やして裏投げを完璧に仕上げたとしても、毎試合ごとに裏投げのチャンスが訪れるとは限りません。

 

また、裏投げは相手の後方の潜り込んで出す技なので、狙って出そうとすればモーションを盗まれます。

 

いきなり出すから効果があるのであって、「裏投げを出そうとしているな」と読まれればいくらでも対処されてしまうでしょう。

 

意外性の無い裏投げに効果はありませんので、それよりは堅実な技に練習時間を費やしたほうが建設的です。

 

それでも試してみたいという方は、相手に怪我をさせないように、自分で怪我をしないように、しっかりと練習してから行いましょう。

 

実力差のありすぎる相手に、裏投げを出すと大きな怪我をさせてしまいかねないので、その点にもちゃんと留意しておいてください。

 

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