剣道の公式試合には「二刀流」も出場できる!

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【剣道の二刀流はルール上なんの問題も無い】

剣道の公式試合には「二刀流」も出場できる!

一刀流に比べると競技人口が圧倒的に少ないですが、剣道の世界には「二刀流」の選手もちゃんといます。

 

そして公式ルール上、剣道の試合に二刀流で参加することには何の問題もありません。

 

大きな大会になると、実際に二刀流の選手が公式試合に参加している様子がみられます。

 

二刀流の剣士と戦うことに慣れていない一刀流剣士も多いため、二刀流の剣士がそのまま大会で優勝するというケースも珍しくはないのです。

 

ちなみに日本では割とマイナーな二刀流ですが、世界大会に出場する海外選手のなかには二刀流の剣士がけっこう多かったりします。

 

一刀流と二刀流は階級が分けられているわけではなく、通常は同じ大会で争うことになります。

 

「一緒に戦わせたら二刀流のほうが有利じゃないか!」と思うかもしれませんが、実際のところ二刀流はそれほど万能ではありません。

 

確かに初めて見た剣士は面食らいますが、二刀流にはデメリットも多いため、ある程度経験を積んだ一刀流剣士ならあっさり二刀流を破ってしまうでしょう。

 

つまり剣士なら誰でも二刀流に挑戦して構わないのですが、二刀流にしたところで必ずしも強くなるわけではない…ということになります。

 

二刀流を強くなるためのひとつの手段として考えるのは悪くありませんが、転向するならメリットとデメリットをしっかり把握しておいたほうが良いでしょう。

 

 

【二刀流の剣道にはどんな技と戦い方がある?】

 

二刀流にもいくつかの流派があり、流派ごとに戦い方は異なります。

 

しかし剣道に公式のルールがある以上、そこで使える技には限りがあることも事実です。

 

そのためどの流派であっても、剣道の試合における二刀流の戦い方は似通ってくるものなのです。

 

二刀流で使う竹刀

二刀流で使われる竹刀は、

  • 長い方を大刀
  • 短い方を小刀

と言います。

 

そして

  • 二刀流では小刀で相手の竹刀を受け、大刀で相手に打ちかかる

というのが基本戦法です。

 

実はルール上は小刀で打突を行っても良いことになっていますが、一般的に「小刀での打突は有効打突にならない」という認識を持つ方が多いため、打突には大刀を使うのが無難となっているのです。

 

二刀流での重要なルール

それと、もうひとつ二刀流の重要なルールをご紹介しておきましょう。

 

公式ルールには、二刀流の選手は
鍔迫り合いで「小刀を下に、大刀を上とし、二刀を交差する形」にしなければならない
とあります。

 

要するに二本の刀でバッテンを作るようにして鍔迫り合いを行えということなのですが…これでは、二刀流のメリットであるはずの「一本で相手の刀を受けている間に、もう一本の刀で打つ」という技が使えませんね。

 

このように剣道の公式試合には二刀流が出場できることになっていますが、二刀流にはいくつもの制限があるため決して有利だとは言えません。

 

先ほど説明した「小刀での打突は有効打突にならない」というのもその一つで、ルール上は問題なくとも小刀での打突を公に認めてしまうと一刀流に不公平であるとの考え方から一本が取りにくくなっているというわけです。

 

 

【剣道の試合で相手が二刀流だったときの対策】

 

公式の試合に二刀流が出られると知っても、さっそく二刀流に転向しようと考える方はそう多くないのではないでしょうか。

 

それよりは実際に試合で、二刀流と対峙してしまったときのことを考えて「二刀流対策」をしておこうと考える方のほうが多いでしょうし、実際そのほうが現実的だと思います。

 

先述の通り二刀流はずば抜けて有利というほどでもありませんが、二刀流を相手取ったことの無い剣士が相手だと無類の強さを発揮します。

 

慣れてしまえば一刀流の剣士を相手にするのと難易度は大差ないのですが、未経験・未対策の状態で二刀流とかち合うのは非常に危険です。

 

大刀だけを相手にする

二刀流の剣士が公式試合に出る際、

  • 最も多いのは小刀を中段・大刀を上段に置く構え

です。

 

小刀で打突を行っても有効打突にならない可能性が高いため、相手は十中八九「小刀で防御」「大刀で攻撃」してくるものだと考えてください。

 

こちらの
攻撃が相手の小刀に弾かれたときは頭上に注意を払います。

 

小刀を使って相手の竹刀を弾き、がら空きになった頭上から大刀を振り下ろす
のは二刀流の黄金パターンです。

 

そのまま小刀で打ちかかってくる可能性は低いため、
小刀よりも大刀の動きに注意を払うよう心がけるだけでも安定した戦い方ができる
ようになるでしょう。

 

もちろん小刀を完全に放置することはできませんが、どうしても混乱してしまう場合はいっそ大刀だけを相手にするのも手です。

 

よっぽど綺麗に入らない限り小刀の打突で一本を取られることはありませんので、
小刀の動きに惑わされずに大刀に注意を払いましょう。

 

相手に小刀で攻める技量が無いと仮定した博打にはなってしまいますが、アナタに一刀流剣士としての腕があれば、この戦法でも充分勝てる可能性はあります。

 

二刀流には突きが有効

高校生以上の試合であれば

  • 「突き」もまた二刀流剣士への大きな武器

になります。

 

二刀流剣士は攻撃よりも防御に優れており、どの方向からの打ち込みに対しても二本の竹刀で効率的な受けが可能です。

 

しかし突きだけは二本の竹刀のどちらでも対応しづらい上、片手で竹刀を持っているので弾き返すのもそれほど得意ではありません。

 

もちろん二刀流をやる以上、それなりの返し技は身に着けているでしょうが、それでも二刀流剣士にとって突きは脅威になります。

 

ここぞという場面で突きを繰り出せば、二刀流剣士から一本を奪うことも可能でしょう。

 

剣道二刀流の試合動画

 

 


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