剣道の試合で逆胴を打つ方法とは?

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【剣道の試合で有効な逆胴の打ち方】

剣道の試合で逆胴を打つ方法とは?

剣道で胴打ちといえば、一般的には相手の右胴を打つことをいいます。

 

しかし相手の左胴…すなわち通常とは逆側の胴を狙った打ち方を「逆胴」と呼びます。

 

逆胴は難易度の高い技で、実際の試合で逆胴を打っても一本を取れることはそう多くありません。

 

しかし受ける側としても逆胴は防ぎにくい技なので、うまく打つことができれば強力な武器となることは間違いないでしょう。

 

さて、逆胴の打ち方で大切なのは「相手に手元を上げさせること」です。

 

相手が正面に構えている状態で逆胴を打ってもまず決まることはないので、最初はフェイントを入れるなどして相手のガードを甘くする必要があります。

 

飛び込み面を打つのと同じ動きで振りかぶり、相手が上に注意を向けたときが最大のチャンス。

 

こちらは打つ瞬間に竹刀を止め、そのままの勢いで左側の胴めがけて振り抜くことで美しい逆胴が決まります。

 

 

【剣道の試合で逆胴を打つときのコツは?】

 

逆胴の打ち方として、もうひとつ重要なのは

  • 「安全圏に身を置くこと」

です。

 

相手の右側の胴を打って右斜め前方へと抜ける胴打ち(抜き胴)とは違い、逆胴は打ったあとに反撃を喰らいやすいのです。

 

うまく一本が入ればそれで良いですが、失敗すれば隙だらけの体を晒してしまう羽目になりかねません。

 

そのため、逆胴を打った直後はその場に居着かないよう工夫する必要があります。

 

逆胴が入るか入らないかはひとまず置いておいて、打った直後に素早く相手の懐に入って残心し、反撃の隙を与えないような状況を作りましょう。

 

また、打った瞬間に左斜め後方へ素早く後退するのもひとつの手段です。

 

いわゆる「引き逆胴」の体勢をとって相手と距離を取り、仮に反撃されても竹刀が届かないところまで逃げ切ってしまうわけです。

 

このように、手段は問いませんが

  • 逆胴を打ったあとは必ず安全圏に身を置く工夫

をしましょう。

 

成功率の決して高くない技だからこそ、逆胴を打つときには反撃されないよう工夫することが重要なコツとなるのです。

 

逆胴の打ち方動画

 

 

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