力任せではない!正しい体当たりで怪我を防ぎ攻撃の機会をうまく作るポイント

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力任せではない!正しい体当たりで怪我を防ぎ攻撃の機会をうまく作るポイント

力任せではない!正しい体当たりで怪我を防ぎ攻撃の機会をうまく作るポイント

体当たりは、決して力任せで行うのではなく、正しい体当たりで怪我を防ぎ、攻撃の機会を上手く作ることがポイントになります。

 

剣道での体当たりは、自分がいいポジションで攻撃が決まる為の、いい機会を作る為の動作です。

 

鍔迫り合いからの攻防で利用し、相手の体幹や体勢を崩し、その隙をついて技を決められれば理想です。

 

打突後、自分の体を激しく当てていくことは、試合の勝利の為の展開として重要ですが、ただ闇雲に力任せで行ってはいけません。

 

体当たりでのケガ

私は今年に入り、地元の剣道倶楽部の人の試合等を見て、体当たりの危険性を改めて知りました。

 

試合で、若い20代後半の選手の試合を見ていました。

 

技もスピードも、フットワークも軽く勢いのある人でした。

 

ですが、相手の選手は体幹が崩れずに、なかなか技が決まりませんでした。

 

彼は、鍔迫り合いになり体当たりを繰り出しました。

 

体当たりをし、相手選手は動きました。

 

これは絶好のチャンスと思っていましたが、若い選手は何故かその場に止まり動かない。

 

飛び込み面を打たれて負けました。

 

何で止まったのかと思いきや、担架や審判員が駆け寄ってきました。

 

若い選手は小手を外しました。

 

右手の手首が赤く腫れあがり、骨折したのか捻挫したのかまではわかりませんでしたが、痛そうに叫んで会場を後にしました。

 

大会や試合で、若い選手から年配の方までの内容を最近見てますと、勝利したいという気持ちは非常にわかりますが、力任せで、しかも、手や腕の力だけで体当たりをする方が多い気がします。

 

私は、学生時代から「腕の力で体当たりはするもんじゃない!」と顧問の先生や、先輩から教わり何度も練習しました。

 

そんな正しい体当たりを認識し、実行できるポイントを紹介したいと思います。

 

相手の体勢を崩し試合の流れを有利にする剣道での体当たり

 

相手の丹田に向かって体当りする

まず、体当たりは、

  • 腰を中心に全身の力を使い、相手の丹田に向かって体当たりする

ことです。

 

丹田は、およそ位置は臍の下になります。

 

相手と接近した時に、体当たりの威力が発揮されます。

 

行う時は竹刀の鍔元を下げます。

 

相手は身長それぞれ個人差がありますが、相手の姿をしっかり見て、相手の丹田の位置を見極めます。

 

後は相手の丹田に向かって全身で体当たりをします。

 

腕、手、上半身のみですと勢いも止まりますし、ケガもしやすいリスクが大きくなります。

 

腰から当たれば、上手く相手に密着できます。

 

こちらの体の体当たりの勢いも半減することなく、力強く相手の体勢を崩しやすくし、試合を有利にできます。

 

 

ケガをしないために

もう一つ、ポイントとして述べたいことがあります。

 

丹田より上から体当たりして押さない事。

 

両方のコブシを丹田から押し上げる形でやることです。

 

丹田より上が何故駄目なのか?

 

私は指導されるまでそうでした。

 

何故かというと、丹田よりも高い位置で押していくと、相手の重心が不安定になります。

 

それと共に、自分自身の重心も同時に不安定になります。

 

不安定になるといいことはありません。

 

押す力が半減され、伝わらなくなり、相手も簡単に体幹を崩すことはできません。

 

その反動で相手も、そして自分もひっくり返り、頭や背中を打つなどのダメージが来ます。

 

私は顧問の先生にそれをやられて、後ろに倒され背中を打った時は非常に痛かったです。

 

今も思い返しますが、頭から打っていたかと考えると、正直ゾッとします。

 

剣道を続けることができなかったのかもしれません。

 

コブシを相手の丹田に上手く押し上げる

自身も相手も怪我をする体当たりは気持ちのいいものではありません。

 

力任せでやっていても、いつかそれはできなくなるし、通用しなくなる時が必ず来ます。

 

相手の丹田に体当たりしていきますが、自分の両方のコブシを相手の丹田に上手く押し上げるように技を出すことがベストです。

 

最初はなかなかできないかと思います。

 

自分のペース、ゆっくりで構いません。

 

鏡でチェックしたり、第三者に見てもらうのもありでしょう。

 

このポイントを押さえた使い方ができれば、体幹を崩し、どんな技でも決定打を決めることができます。

 

質と量を求め、繰り返し挑戦しいい体当たりができるように練習あるのみです。

 

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