鍔迫り合いからの引き胴や逆胴を有効に使う

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鍔迫り合いからの引き胴や逆胴を有効に使う

鍔迫り合いからの引き胴や逆胴を有効に使う

剣道の試合は勝ち負けを競うわけではなく、
  • 普段の練習や鍛錬の成果を発揮する一つの場

として試合をするという気持ちのもとでおこなうと、より試合運びが勝利に結びつくという結果を生みだします。

 

普段の稽古では、いつも練習している相手、つまり手のうちをほぼすべて知っている同士で稽古をしています。

 

その相手が、次にどんな技を繰り出してくるか、その相手の得意としている打ちをイメージして、対戦することができます。

 

しかし試合になると、全く知らない相手や、知っている相手、以前対戦した経験がある相手など様々です。

 

その相手がこの試合に至るまでどのような練習をしてきたか、どのような技や打ちを磨いてきたのか見当もできません。

 

これは相手も同じ事で、試合で開始の合図の後に、探り合いをするという試合運びにつながります。

 

試合開始と同時に技を繰り出す

そこで、試合開始の合図が審判から出たときに、すぐに出小手や、面抜き胴を繰り出すことができるように、瞬発力をつけておくと良いでしょう。

 

試合では、相手の出方を見極めてから技を繰り出したり、抜き技、返し技を狙った相手が、打ち込んでくるのを待っている選手がほとんどです。

 

相手が、こちらの出方を待つ以上の素早さで、すぐに技を繰り出すことで、相手の不意をつく一本を決めることができます。

 

焦った相手を利用する

二本目になると、相手も即効的に仕掛ける技に警戒して、出小手や抜き胴は決まりにくくなるでしょう。

 

その際には、
正面から切り込んで打ち込むのが有効
だといえます。

 

あっけなく一本を取られてしまった相手は、その一本を取り返そうと、焦って技を多く繰り出してくるはずです。

 

焦るということは、正しい打ちができなくなり、技の精度も低下するということです。

 

チャンスは、相手がやけになって一本を決めに来ようとするとき
です。

 

焦った相手の技のキレがあまいとことで、相手にしっかりとした打突を打ち込みます。

 

審判は、正しく真っ直ぐに打ち込んだ技を見逃さず、もう一本を取ることができるのです。

 

低学年は1本目を面で攻めてくる

試合に良く見られる、ありがちな風景として、試合開始の

  • 最初の一本は「面」を打つ

という人がかなり多くいます。

 

大体相手の一本目は、面だといっても良いでしょう。

 

低学年になればなるほど、最初の一本の技が面である確率は高く、この

  • 面を抜いて胴を打つ
  • 出小手を打つ
  • 面の応じ技

を習得することができれば、年齢が低い子供の試合を、制することができるといえます。

 

大人や高学年、剣道経験が豊富になるにつれて、相手の一本を見極めて返すという経験値が高くなります。

 

そのため、最初の一本が面である確率は低くなります。

 

また瞬発力も向上していくため、開始とともに打ち込みをしても、決まらないという確率も高くなりますので、注意が必要です。

 

 

鍔迫り合いからの引き胴

剣道の試合には、必ずといっていいほど、鍔迫り合いが見られます。

 

この鍔迫り合いからの攻撃もチャンスがあります。

 

ほとんどの試合で見られるのが「引き面」ですが、相討ちになる確率が高いうえ、引き技は一本を取りにくいというデメリットがあります。

 

そこで使いたいのが、

  • 引き胴
  • とくに逆胴

などが効果的です。

 

引き面が来ると予想して、相手から離れる人がほとんどですから、そう考えている相手の不意を突いて胴を打ちます。

 

さらにその胴が逆胴であれば、これは、かなり相手を動揺させることができるようになります。

 

次に再び鍔迫り合いになったとき、相手は「引き面」が来るのか、「引き胴」か、はたまた「逆胴」をもう一度狙われるか、という迷いの気持ちが生じます。

 

引き技を決める上で重要な鍔迫り合い

 

引き胴動画

 

 

引き胴への応じ技

 

 

攻撃のバリエーションを増やして相手を惑わす

攻撃のバリエーションが豊富であればあるほど、相手の気持ちを揺さぶり、スキを生み出すことができるのです。

 

相手の気持ちに迷いを起こさせることで、前は決まらなかった引き技を、よりきれいに正確に決めることができます。

 

迷いが生まれるということは、相手がこちらの技をよけるスピードも、こちらに打ち込んでくるスピードも、落とすことができます。

 

鍔迫り合いは、ただ単に打ちと打ちの間にあるというだけのものにとどまらず、体当たりの結果として生まれる単純なものではなく、大きなチャンスを生みだすきっかけとなっている事を忘れてはいけません。

 

試合で引き技を決める上達のコツ

 

目標や目的を持って試合をする

試合に向かう前には、自分が、この試合で、

  • どのような技を繰り出して日ごろの鍛錬の結果を試してみるか
  • 最初の打ちは何にするか
  • どのようにして最初の一本を鮮やかに取るか

などを、しっかりと考えておくようにしましょう。

 

試合があるから、相手がいるから、というだけで試合にただ単に望むのと、毎回しっかりとした目標を持って、自分の腕前を確かめるのとでは、大きな違いがあります。

 

その後の練習や稽古、試合の経験値の積み重ね方に、かなり影響してきます。

 

自分が試合に臨むにあたって、

  • 自分の剣道をすることができるか
  • 自分の得意技、苦手な技をどのようにして繰り出すか

をしっかりと考え、一試合一試合を大切にしていきましょう。

 

剣道は体の大きさや体格、年齢に関係なく、日ごろの努力と強い気持ちがあれば、どんどん伸びていける素晴らしい武道です。

 

剣道ができるという恵まれた環境に感謝して、試合ごとに良い経験を積んでいきましょう。

 

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