走り込みだけでは空手に必要な体力はつかない!

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【そもそも空手に体力はどれくらい必要なのか?】

走り込みだけでは空手に必要な体力はつかない!

一見ゆっくり動いているように見える型であっても、実際には全身の筋肉を緊張させ続けながら動くので、かなり体力を使います。

 

美しい型を披露するためには、最後までしっかりと体幹を維持するための体力が必要なのです。

 

組手の場合はさらに膨大な体力が必要になります。

 

いつ攻撃してくるか分からない相手を前にするのは、立っているだけでも体力を消費してしまうものです。

 

さらにその上、突き・蹴り・躱しといった一挙手一投足が、選手の体力をジワジワと削っていくのです。

 

このように、空手家にとって「体力の有無」はそのまま空手の実力に直結するほど重要な要素です。

 

体力の無い選手は、時間が経つほど不利になっていくため、どれだけテクニックがあっても組手で勝つことができません。

 

空手家として大成したいなら、他の選手と同等以上の体力を維持することが必要不可欠だといえるでしょう。

 

 

【走り込みは体力増強に有効か?】

 

日頃から体力増強に努めている空手家は多いですが、そのためにとっている手段は千差万別です。

 

ボディビルダー顔負けの筋トレをしている方もいれば、体力の限界までひたすら型を繰り返し続ける…なんて方にもお会いしたことがあります。

 

しかし体力づくりの手段として最も多いのは、おそらく「走り込み」ではないでしょうか。

 

「毎朝30分はジョギングしてます」
「週に一度は10km以上走ってます」
なんて方はかなり多いと思います。

 

走り込みは道具も技術もいりませんし、体力づくりの方法としては一番手軽でポピュラーですよね。

 

ただし、空手の実力を上げたいなら走り込みだけでは、不十分だと言わざるをえません。

 

もちろん全く効果がないというわけではありませんが、走り込みでつくのは体力というよりも「持久力」の分野なので、厳密にいえば空手の試合に必要な体力とは違うんです。

 

ボクサーの練習をイメージしてもらうと、その違いがわかりやすいかもしれません。

 

長丁場のラウンドを戦い抜くボクサーは、体力をつけるために走り込みも行いますが、走り込み以外にもさまざまな体力づくりを行っていますよね?

 

息を止めてサンドバッグを叩いたり、ウエイトを使って筋力を増強したり…ボクサーは持久力だけでなく、瞬発力や筋力といった「体力全般」を伸ばすためのトレーニングを行っているわけです。

 

空手もまた格闘技ですから、走る力だけを伸ばしても意味がありません。

 

  • 長丁場の試合を最後まで有利に進めるための「持久力」
  • いつでも攻撃を躱せるような「瞬発力」
  • 突きや蹴りの威力を落とさない「筋力」

など、組手に必要なあらゆる体力をつけておくことが重要です。

 

すなわち「走り込みは体力増強に有効か?」という問いには、「有効だが、それだけでは不十分」という答えが正解となります。

 

走り込みだけで満足するのではなく、あくまで「空手」という競技にとって有効な体力作りを意識するようにしましょう。

 

 

 

【空手家の体力づくりにはサーキットトレーニングが良い】

 

体力づくりのためには実戦で鍛えるのも良いのですが、いつでも実戦に付き合ってくれる相手なんてなかなかいませんよね。

 

そこで、空手に適した体力を備えるには

  • 「サーキットトレーニング」

が手軽でオススメです。

 

サーキットトレーニングは、筋トレと有酸素運動の両方の効果を同時に得ることのできる運動法です。

 

鍛えたい部位によってもやり方がいろいろあるんですが、7〜10種類ほどの筋トレ種目を休憩無しで回していくのが基本です。

 

あくまで一例ですが、腹筋15回→背筋15回→アームカール15回→腕立て伏せ15回→スクワット15回…というのを1セットにして、これを休憩無しで3セット行うとサーキットトレーニングになります。

 

それぞれの回数は少なくとも休憩無しで行うことで、筋肉と呼吸循環器に大きな負荷がかかり、有酸素運動と無酸素運動を同時に行った効果が得られるのです。

 

サーキットトレーニングに慣れてくると体力がつくだけでなく、全身の筋肉をいつでも動かせる瞬発力が手に入ります。

 

  • 相手の攻撃を躱す
  • 相手の攻撃を受ける
  • 相手の隙を突いて攻撃する

そのどれも、瞬発力がなければ成功しない動きですよね。

 

サーキットトレーニングで「どんなに疲れていても瞬時に100%の力を発揮することができる」という力を得ることができれば、アナタの空手家としての才能は一気に花開くはずです。

 

サーキットトレーニング動画

 

 

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確かに実際に見て、触って、サイズなどを確認して購入することで、自分にあったものを購入することが出来るでしょう。
しかし、最近ではネットで購入する方も増えています。
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