プロのスポーツ選手が書いたメンタルトレーニングの良書

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プロのスポーツ選手が書いたメンタルトレーニングの良書

プロのスポーツ選手が書いたメンタルトレーニングの良書

スポーツの世界で体力至上主義の指導が行われていたのはすでに古い話で、最先端のスポーツ科学では選手の「心」を鍛えることがとても重要だと考えられています。

 

選手の心を鍛え、辛い練習や逆境にも負けずに研鑽を積むためのトレーニングは、
「メンタルトレーニング」
と呼ばれ注目を集めています。

 

結局、どんな物事もやる気が無ければ続きません。

 

そして継続しなければ、結果はついてこないでしょう。

 

端的に言えば、メンタルトレーニングは、結果が出るまであきらめない心を創り上げるための科学なのです。

 

本で学ぶことができる

メンタルトレーニングを実践する方法はそう難しくありません。

 

資格を持ったプロのメンタルトレーナーに相談するという手もありますが、そこまでしなくても、ただ本を読めばいいのです。

 

最近は、書店に行けばスポーツ選手のためのメンタルトレーニング法を解説した本を、簡単に入手することができます。

 

また、Amazonなどのネットショップでもメンタルトレーニングの本が販売されており、様々なスポーツのプレイヤーに人気を博しているようです。

 

そこで、今回はプロのスポーツ選手が書いた、メンタルトレーニングの良書をご紹介したいと思います。

 

選手本人が書いたメンタルトレーニングの本には、やはり説得力があります。

 

数々の苦境を超えてきたプロスポーツ選手は、一体どのようにして心を折らずにいられたのか。

 

そして強靭な精神はどのようにして養われたのか。

 

その答えが、選手本人の著書に詰まっています。

 

プロの世界で生きる選手たちのメンタルトレーニング法は、スポーツのジャンルを超えて全てのプレイヤーに良い影響を与えてくれるはずです。

 

なかなか練習が実を結ばない、スランプが続いている…といった悩みを抱えている方は、一度これらの良書を読んでみてはいかがでしょうか。

 

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

まずご紹介するのは、サッカー日本代表の長谷部 誠選手の著書
「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」
です。

 

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メンタルトレーニング系の本としては珍しく、136万部を超えるベストセラーを記録した一冊となっています。

 

メンタルトレーニングの世界で、心は「鍛えるもの」として語られます。

 

しかし長谷部選手はこの本のなかで、心は「整えるもの」なのだと表現しています。

 

辛い想いを繰り返すことで、心が鍛えられると勘違いしている方も多いと思います。

 

しかし、長谷部選手の言う「心を整える」方法は、決して辛いものではありません。

 

心を整える方法というのは至ってシンプルで、乱れた習慣を正し、体調管理を徹底し、人付き合いを円滑にし、しっかりと睡眠をとる。

 

現代人が見落としがちな「当たり前の生活」を送ることで、常に平常心を保つことができる。

 

これが長谷部選手の「心を整える」という手法です。

 

長谷部選手の言う「当たり前の生活」を、誘惑の多い現代で実践できている人はそう居ないのではないでしょうか。

 

例えばただお酒を飲んだだけでも、それが肝臓に負担をかけて体調の異変に繋がり、酔って喧嘩に繋がり、睡眠時間の乱れを発生させる…というように、「当たり前の生活」と壊す要因に繋がっていくことは十分に考えられます。

 

平穏で健康的な生活を過ごすといえば簡単そうですが、それを実践できる人を現代では「ストイック」と呼ぶのでしょう。

 

ストイックに心を整え続けた結果、長谷部選手はサッカーの世界で幾度とない困難を乗り越え、世界に誇れる偉大なサッカー選手へと成長しました。

 

彼の心の持ち方を学ぶことは、きっとサッカー選手ならずとも勉強になることでしょう。

 

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なんのために勝つのか。 (ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論)

近年、超強豪国・南アフリカを撃破するなどの快進撃を見せ、一躍有名となったラグビー日本代表。

 

この本を書いたのは2012年から3年間にわたり、日本代表の主将を務めた廣瀬 俊朗さんです。

 

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テレビでも引っ張りだこの五郎丸選手に比べると、知名度こそ低い選手ですが、主将として日本代表の快進撃を、陰から支えた立役者として知られています。

 

かつて日本代表のヘッドコーチを務めていたエディー・ジョーンズ氏は、廣瀬 俊朗のことを「自分がラグビー界で経験した中で、ナンバーワンのキャプテンだ」と絶賛しています。

 

それほどリーダーシップに優れた人物だからこそ、タイトルにもある通り「なんのために勝つのか」という目的を大事にしています。

 

廣瀬さんは試合における「モチベーション」の大切さを誰よりも知っており、主将という立場からチームメイトたちのメンタルトレーニングをサポートしていたのです。

 

さる南アフリカ戦直前に、廣瀬さんは主将を解任されてしまいます。

 

それでも折れることなく南アフリカチームを研究し、試合前には控室で応援VTRの上映を行うなど、常にチームメイトの心を支えてきました。

 

この本には、そうした廣瀬さんの経験や心情がリアルに綴られています。

 

どうして彼が波乱万丈の選手人生の中で、何があっても心を折らずにいられるのか、そのヒントを得ることが出来るでしょう。

 

近頃スランプ続きで引退を考えている…といった悩みを抱えるプレイヤーに読んでほしい一冊です。

 

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