強い剣士になるなら礼儀作法と精神力(メンタル)が重要です

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礼儀に始まり礼儀で終わる

強い剣士になるなら礼儀作法と精神力(メンタル)が重要です

礼儀作法が出来ていないと、強い剣士にはなれません。

 

剣道をしている人で、葉隠れの精神があると言う事を聞いた事がある人は多いでしょう。

 

剣道は武道と言う事もあって、常に礼儀作法を重んじていなければなりません。

 

遥か昔、剣士同士が切り合いをしている時でさえ、いきなり相手に切り掛かると言う事は剣士の恥としていました。

 

剣道でも、それは常に重んじておかなければならない事であり、強い剣士になりたいと思っているなら、礼儀作法から始めるべきです。

 

試合でどのように役に立つかと言う事は、また別の話になりますが、剣道に対する姿勢がまっすぐであればある程、強い剣士に近づいて行きます。

 

その基本、通り道として礼儀作法があると言う訳です。

 

メンタルを鍛えるには礼儀作法を重んじる

挨拶もそうですが、相手に対して尊敬の念を持って、常に試合に臨むと言う事が重要になってきます。

 

真剣勝負と言う言葉は、昔の武士が真剣に生死の狭間で戦っていた事から、その言葉が来ています。

 

武道は常に真剣勝負であり、相手との戦いでもあれば、自分との戦いでもあります。

 

意思が弱ければ、それで試合は負けてしまうでしょう。

 

そうならないためにも、メンタルを鍛えると言う意味で、礼儀作法を重んじる事は重要と言う訳です。

 

剣道で大切な礼儀や精神面の考え方 剣道修錬の心構え

 

挨拶から変える事が重要

剣道をしている人を端から見たら、変な目で見られる事があります。

 

大声を出して試合に臨む姿は、第三者から見れば確かに不思議に感じる事も多いでしょう。

 

しかしこれが剣道の基本であり、場合によっては声を出さないと一本とれない事もあります。

 

華麗に一本が決まったとしても、声を出していなければ、一本にならないとなると、いくら剣道がうまい剣士でも損してしまいます。

 

これは、いつもの練習の時から気をつける事で、改善する事が出来ます。

 

もちろん、礼儀作法を重んじると言う意味では、挨拶から変える事が重要になってきます。

 

誰に挨拶をする時も、大きな声でハキハキと挨拶をする事によって、練習や試合でも大声が出せるようになるでしょう。

 

そこで恥ずかしいと思っていたら、その恥ずかしさを一刻も早く捨てた方が良いです。

 

真剣勝負をする上で、恥ずかしさを感じていたら、その時点で一歩相手に負けてしまう事になります。

 

剣道に必要な基礎体力は?

持久力は最も重要になります。

 

剣道の試合で勝ちたいと思っている人は、技の練習や俊敏な動きを練習する前に、持久力を付ける事が重要です。

 

勝ちたいと思ったら、相手の動きを見極めて技を決めれば良いだけですが、それに至るまでにかなり体力を消耗してしまいます。

 

負ける原因として、自分の技の下手さや、剣道の技術力の無さだと思っている人は、一度持久力が無いと言う事を見つめ直した方が良いでしょう。

 

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持久力がメンタルに影響

試合をしている時に疲れてしまうと、それだけで動きが鈍くなってしまいますし、メンタルも「負けそう」と思い始めてきます。

 

その一瞬の気のゆるみや、心境の変化一つで剣道の勝負と言う物は、決着がついてしまいます。

 

持久力を付けるためには、ランニングはもちろんですが、素振りをする事も重要になってきます。

 

筋肉を付けつつ、持久力まで鍛える事が出来る素振りの練習は、剣道をする人にとってかなり重要になってくる練習法です。

 

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意外と重要な精神力!

剣道では、様々な練習法がありますが、中々鍛える事が出来ないのが精神力です。

 

この精神力は、剣道の試合で勝つためには、非常に重要な物になってきます。

 

精神力が弱い人は、いつまでたっても試合で勝つ事が出来なくなってしまいます。

 

例えば、県内でも有名な強豪校や、強いと噂の剣士とあたってしまった時に、その時点で諦めてしまう人がいます。

 

自分の技術力では勝つ事が出来ないと思っているなら、その時点で試合は終了です。

 

しかし、メンタルが強ければ、どんな相手にでも立ち向かう事が出来る、屈強な心を持つ事が出来ます。

 

そのメンタルこそが試合に勝利するための、第一歩になると言う訳です。

 

鍛え方は人それぞれですが、一番はモチベーションを挙げると言う事が挙げられます。

 

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効果的な稽古法

剣道では、声を出す事が重要であり、練習の時から声を出す事が必要です。

 

発声練習とまではいきませんが、様々な稽古をして行く中で、手を抜かずに声を出す事が必要です。

 

しかし、声を出しすぎるあまり手首に力が入ってしまう事があります。

 

そうなってしまうと、思った以上の成果を出す事が出来なくなってしまうので、要注意です。

 

あくまでも、大声を出すと言う事に意識を持って行く事で、改善出来るでしょう。

 

掛かり稽古の重要性

そして、剣道の醍醐味である掛かり稽古です。

 

これは、剣道のいろはを表している稽古と言っても過言ではありません。

 

「面、胴、小手」等の基本的な物から「小手面、鍔迫り合いからの引き胴」等応用技にも対応しています。

 

そして何より、次々に技を繰り出さなければならないため、持久力が最も必要になってきます。

 

ランニングよりも効果的な稽古法と言えるので、とにかく掛かり稽古をすると良いでしょう。

 

日々稽古の掛かり稽古や地稽古で意識しておくこと

 

素振りも怠ってはいけない

剣道の練習では、素振りを怠っては行けません。

 

腕力を付ける事もそうですが、素振りの一つで、試合で勝てるかどうかが左右されてくるのです。

 

素振りをすれば、腕力がつく事は周知の事実ですが、試合の時にどういう振り方で一本をとれば良いか、と言う事がイメージ出来ます。

 

ただの素振りでも、されど素振りと言う感覚を常に念頭に置いて、素振りをすると良いでしょう。

 

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試合で勝てるようになるには?

練習で出来なかった事は、試合で発揮出来ません。

 

試合で勝ちたいと思った時に、練習の事を思い出す事があるでしょうが、練習で出来なかった事は試合でもいかせません。

 

よく試合で120%の力を発揮すると言う人がいますが、最大でも試合では練習の80%しか発揮出来ないと言うのが主流です。

 

大きな会場ですと、様々なプレッシャーがかかりますし、最大限の力を発揮しようと思っても出来ません。

 

そのため、試合で勝ちたいと思っているなら、練習をより真剣に打ち込むと言う事が重要です。

 

「このくらいがんばってれば勝てるだろう」という考えなら、「このくらいの練習量ではまだ足りない」という考えに、シフトチェンジさせた方が良いです。

 

常に高見を目指す事によって、自分自身を超えるために、練習する事だけを考えられるようになり、強い剣士に近づいて行くでしょう。

 

イメージトレーニングが最も重要となる

自分の満足いく練習が出来て、試合へと臨む場合に、直前はイメージトレーニングをすると良いです。

 

直接試合となると、緊張等のプレッシャーで、上手い試合運びを出来なくなってしまいます。

 

しかしイメージトレーニングをする事で、相手に勝利する事だけを考えていれば、自然とメンタルも強化されていくでしょう。

 

勝つ事を考えれば、その時点で度胸がついてきますし、相手を打ち負かす気持ちで試合に臨めます。

 

試合中に正しい動作の判断ができるようにイメージレーニングを行う

 

竹刀や防具の手入れは怠らない

全ての道具は大切に扱う事が重要です。

 

竹刀、防具、剣道においてどれも、重要な道具になってきます。

 

これらの道具を乱雑に扱っているなら、その時点で強くなると言う事は諦めた方が良いでしょう。

 

道具を大事にする事と、強くなる事では大きな違いがありますが、実はかなり近い関係にあるのです。

 

例えば、竹刀のささくれによって試合中に試合が中断したとします。

 

そうなれば、竹刀を変えて新たに試合を始める訳ですが、その時点で集中力は切れてしまいます。

 

防具に関しても同様に、紐が途中で切れれば試合が中断してしまいますし、集中力も切れます。

 

毎日の生活の中で、道具を大切に扱うと言う事は、かなり重要になってくる訳です。

 

竹刀のお手入れやメンテナンスの道具

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