巴投げの3つのコツとおすすめ動画を紹介!技に入るまでが重要な理由

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巴投げのコツと動画

巴投げのコツと動画

柔道は加納治五郎が創始し、柔術から発展した投げ、固め技を主とする武道でありますが、私が柔道を行っていた時に、得意としていた決め技があります。

 

それが、相手を前に倒すようにして、真後ろに自分を捨てて投げる真捨て身技、所謂巴投げです。

 

横巴投げや逆巴投げなど、何パターンかの方法がありますが、私が試合などで決め技の時に使うのが、相手を後ろに投げるポピュラーな巴投げです。

 

確かに難しい技の一つではありますが、要領を掴む事でうまく決めれるケースが多々あります。

 

相手を崩すことが技を決めるポイント

まず、相手と組んだら、敵をいかに崩すかから始まります。

 

対戦してすぐに決まる事は難しいので、足払いや投げ技などで、相手を揺さぶり様子を見ながら、他の技で一本勝ち出来ればラッキーですが、うまくいかない時は、とにかく崩していきます。

 

この時に注意する事として、柔道の技全てに共通して言える事ですが、一瞬のスキを見逃さない事です。

 

特に巴投げの場合、自分を捨てて相手を投げる真捨て身技なので、

  • どのようにして相手を崩してタイミングを得るか

がキーポイントとなります。

 

 

 

相手の一瞬の隙を見逃さない

うまく、相手が崩れていなくて巴投げを掛けてしまうと、自分が潰されてしまい寝技に持ち込まれてしまう事がよくあります。

 

この崩しに相当な時間が掛かるので、相手の体力を奪う事も好都合ですが、自分の体力も消耗します。

 

試合中は配分を良く考え、普段の稽古でも体力を養って置く事が大事です。

 

  • 相手が崩れたら次の瞬間に相手をいかに引き寄せるか

です。

 

真立ちの状態で巴投げは決まらないので、引き手で相手を引き寄せる、ここからが一瞬のスキを付く勝負になりますので、崩しとは別パターンになります。

 

握力を鍛えておく

この場合、引き手で相手を寄せるので、相当な握力が必要になります。

 

練習でもしっかり握力、腕力を付けておく事です。

 

この後、自分から相手の懐に入る形を取り、充分引き寄せている相手に、利き手側の足を横腹当りに宛がい、つっかえ棒のようにして全身に力を込めて腰を畳に付けて、巴の形にして一気に投げます。

 

これが、巴投げの方法です。

 

数々の有名選手が使う巴投げの形は、色々あるとは思いますが、基本通りに進めると一本が決まる事が多いです。

 

 

巴投げおすすめ動画

 

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