試合で練習通りの実力を発揮できるメンタルを得るための重要な癖

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試合で練習通りの実力を発揮できるメンタルを得るための重要な癖

試合で練習通りの実力を発揮できるメンタルを得るための重要な癖

「試合でなかなか実力が出せない・・・。」

 

そんな悩みを持っている方、世の中に多くいると思います。

 

しかし、試合で実力を発揮できないという事は、恥ずかしいことではありません。

 

ちょっとした意識の変化で、それを克服する事が可能です。

 

これはスポーツだけでなく、普段の生活の中でもなかなか実力が発揮できない、という方にもおすすめの方法です。

 

  • 本番に弱い
  • 勝負どころで緊張してしまう
  • メンタルが弱い

など、心当たりのある方は、ぜひ読んでもらいたい方法です。

 

弱い自分を認める

まずは、本番で失敗してしまう自分を責めるのではなく
「それが自分だ」と認めるところからがスタート
です。

 

  • 本番に弱い

という事を悩んでいる方は、本番で実力を100%発揮出来る自分を、理想像として描いているのでしょう。

 

しかし現実は、本番で失敗してしまう自分がすべてです。

 

しかし、これをダメな自分として捉えるのではなく、スタート地点として捉えるようにしましょう。

 

本番に強い自分がレベル100なのだとしたら、まだレベル1の状態です。

 

今現在、理想に届かない自分を「ダメだ」と切り捨てるのではなく、
「ここから成長するんだ」と考え、認めてあげましょう。

 

どんな些細な事でも、自分を褒める癖をつける

本番に弱い自分を認める事が出来たら、次に

  • 自分を褒める癖

をつける様にしましょう。

 

これは、毎日の習慣として行ってください。

 

自分を否定する事、反省する事は誰にだって出来ます。

 

しかし、自分を褒めるという事は、下手だったりします。

 

なぜかというと、
自分を褒めてあげるハードルが高いところにある
のです。

 

そのハードルを下げて、些細な事から自分を褒めてあげるようにしましょう。

 

例えばサッカーであれば、練習でこんなことを考てはいかがでしょうか。

 

  • いつもより1本、パスを正確に出せた。
  • いつもよりも少しだけ、声を大きく出して指示をする事が出来た。
  • いつもよりも1本、シュートを枠に飛ばすことが出来た。

といった様にです。

 

小さな事からで良いのです。

 

まず本当に小さな目標をクリアし、自分を褒めてあげましょう。

 

自分を褒めることが自信をつけることにつながります。

 

このような方法を学ぶならこちらをご覧ください。

 

競技者に自信をつけられるような指導をすることが大切

 

 

本番で失敗した事よりも、成功した事を数える

自分を褒めてあげると、自信がついてきます。

 

練習で自信がついてくると、試合に対して前向きな気持ちで臨むことにつながります。

 

しかし、練習で自信がついたとしても、試合でいつもの様に失敗してしまうかもしれません。

 

そこで同じ様に自信を失ってしまっては元も子もないのですが、意識を少し変えるだけで、自信を失う事は避けられます。

 

それは、

  • 失敗した事より、成功した事を数える

ことです。

 

最初に話した
「自分を認める」という作業は、本番で失敗した自分を目の当たりにしても、へこまない事につなげる作業
です。

 

次の
自分を褒めるという作業は、どんな事でも自分を褒めるという癖をつけ、試合でも同様の事を実行出来るようにする作業
です。

 

これが出来ると、試合で失敗する自分がいても「まぁそれが今の自分なのだから」と、不要な落胆を避ける事が出来ます。

 

その中で1つでも上手くいった事があると、それを褒める事が出来ます。

 

成功した数を数えて、試合を終えてみてください。

 

今までと違った景色が見られるはずです。

 

今までは、自分の力を発揮できなかった事に落胆し、自分を責めていたはずです。

 

しかし、今度は試合で出来た部分を喜び、次へ活かそうとするでしょう。

 

失敗ではなく、小さな成功に目を向ける事が大事なのです。

 

一流のスポーツ選手は、このようなメンタルトレーニングを行っています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

スポーツメンタルトレーニングの方法

 

失敗した事を次に活かすには?

では、失敗した部分を見なくても良いのか、という訳ではありません。

 

しかし、メンタルが原因で失敗した部分に関しては、まずはおいておきましょう。

 

どんなに上手い人でも、自分の精神状態で失敗する事はよくあることです。

 

大事なのは、それ以外の部分です。

 

例えば技術がない事で失敗したのなら、それを次は克服出来る様に考えましょう。

 

ただし、
次の試合で「いくら失敗しても良い」という条件をつけて
です。

 

そして、1つでも成功したら、また自分を褒める、という事を意識しましょう。

 

これらを繰り返す

そして、とにかくこのサイクルを繰り返す事です。

 

とにかく、失敗する自分を認め、そこから1歩1歩、いや半歩ずつでも前に進んでいく、進もうとする自分を褒めてあげましょう。

 

「本番で実力が発揮出来ない自分」が悪いのではなく、
「本番で実力が発揮出来ない自分を責める自分」が大きな元凶
です。

 

それを無くすには、とにかく自分を認めてあげる事。

 

そして少しずつ成長する自分を褒めて、楽しむ事です。

 

日本人は謙遜の美学が浸透しているあまり、どんな場面でも自分を卑下するところからスタートしてしまいます。

 

しかし、それが行き過ぎると確実に自分の首を絞め、自信をなくす事につながってしまうのです。

 

だからこそ、

  • スポーツでも自分を褒めることも意識

してみましょう。

 

本番に強い人は

  • 自分に自信を持っている人
  • 自分を褒める事が上手な人

です。

 

  • 弱い自分を認め、自分を褒める癖を付ける。

 

ぜひ、実行してみてください。そして景色の変わった中で、試合を楽しんでください。

 

このようにメンタルトレーニングには、様々な方法があります。

 

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

8種類のスポーツメンタルトレーニング方法

 

一流のプロスポーツ選手は、間違いなくメンタルが強いです。

 

そのメンタルも、先天的に強いわけではなく、トレーニングすることで強くなっていきます。

 

では、どんなトレーニングをしているのか?

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

プロスポーツ選手が行っているメンタルトレーニングの方法が学べるDVD

 

13回日本一に導いたプロスポーツや大企業でも採用される“原田メソッド”とは?

金メダリスト、プロアスリートが実践しているメンタルトレーニングとは?

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