自分の体格や身長、体力にマッチした柔道の技を見につける

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自分の体格や身長、体力にマッチした柔道の技を身につける

自分の体格や身長、体力にマッチした柔道の技を身につける

日本の国技である柔道は、子供から大人まで、日本人なら一度は何らかの形で経験したことのある武道の一つです。

 

稽古を積んで試合に出るようになったら、やはり多く勝ちたいものです。

 

そのための効果的な上達方法についてまとめました。

 

自信のある技を身につける

まだ柔道を習いたての頃の方が、試合に勝つために最もわかりやすい方法は
自分にとって自信のある技を見につけること
だと言えます。

 

柔道には数多くの投げ技、足技、腰技、寝技がありますが、
自分の体格や身長、体力にマッチした技を見につける
ことが近道です。

 

小柄な人

例えば、背負い投げは相手よりも低い位置に潜りこんで、投げを打つ必要があります。

 

小柄な身体の人にも適した技で、マスターすれば自分よりも大きな身体の人を投げることが可能です。

 

体の大きな人

逆に身体の大きな人は、大外狩りや内股のような手や足の長さを活かした技を覚えると効果的です。

 

相手のバランスを読める人

相手の重心・バランスが読める感覚を持った人なら、出足払いのようなタイミング重視の足技でも、試合を優位に進めることができます。

 

すり足を身につける

そんな中で、どんな戦法でも、柔道で試合に勝ちたいなら、マスターすべき技術は歩き方、すなわち

  • 「すり足」

です。

 

柔道の試合においては、バランスを崩した方が負けると言っても過言ではないくらい、体勢の安定感が重要になってきます。

 

それが立ち技であれ、足技であれ、どっしりと構えた相手に、そのままの状態で力づくで技をかけようとしても、よほどの筋力さが無い限りはなかなか技はかかりません。

 

逆にバランスを崩した状態の相手を倒すのには、大きな力は必要はありません。

 

体を安定させる

すり足とは体を安定させるための技術
で、畳から足を離さないように、つま先で畳をするように歩くため、すり足と言われています。

 

このすり足がしっかりしていないと、畳の上をドタバタと音を立てて移動するイメージになってしまいます。

 

そのため、相手に押されたり引っ張られたりすると、簡単にバランスを崩すようになってしまいます。

 

スムーズな体重移動を反復練習することで、攻防ともに安定感と確実性が増し、試合を有利に進めやすくなります。

 

寝技を強化する

また、近年の柔道ではあまり派手さがないため、クローズアップされることが少なくなってきましたが、
寝技の強化は堅実に勝率を向上
させてくれます。

 

特に安定感の高い

  • けさ固め
  • 横四方固め
  • 肩固め

は、完全に決まるとまず抜け出すことは困難な技です。

 

立ち技で不利な状況でも、逆転で一本勝ちを狙うことが十分出来る技だといえます。

 

立技の強い相手にも互角に戦えるようになる寝技を極める

 

 

自分にあった技を練習

柔道は、相手の力を巧みに利用することで、身体の小さい人でも大きい人に勝つことのできる競技です。

 

まずは自分のタイプを見極めて、一つ一つ自分に合った技を深く練習していきましょう。

 

試合で投技を決めるには、たくさんの技を知ることが大切

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