突きと蹴り技を極めるためのコツと効果的なトレーニングメニュー

武道家におすすめの情報

まず始めに空手道とは

突きと蹴り技を極めるためのコツと効果的なトレーニングメニュー

現在空手道を行ってる人々は国内では約300万人、世界では165カ国約4000万人にも及びます。

 

東京オリンピックでは、ついに種目の一つとして選ばれ、年々人気も高まっています。

 

空手道は競技スポーツとして、世界中の人々に親しまれていますが、ただ強くなるためだけに行うものではありません。

 

空手道の精神はあくまで武道であり、体を鍛えるだけではなく、精神的な強さを養って人格形成を目指すものです。

 

この記事では空手の稽古方法について触れていますが、まずはその前に、基本的な挨拶をきちんとすることや、練習相手に敬意を払うことなど精神的な部分が、根本だということを忘れないでください。

 

突き技を極めるために

空手の突きは

  • 全身の力を拳先に全て集中

させて打ちます。

 

そのためには全身の使い方が、とても重要になってきます。

 

まず足の動きは、思い切って相手に飛び込み、床につくかつかないかスレスレの所で行います。

 

腰から先に進む様な意識で前進し、重心移動の力を無駄なく拳先に伝えます。

 

次に腰ですが、空手道にとって腰の動きは最も重要です。

 

突き手側の腰を、相手にぶつけるつもりで押し出します。

 

胴体は天井からまっすぐに糸で吊られるようなイメージで、常にまっすぐの姿勢を保つ様に意識します。

 

そして体の重心移動の力と、腰の回転運動を無駄なく肩に伝えていきます。

 

肩は柔らかく使うことで、突きの押し出しの力が増し、より速く、より強い突きが出せるようになります。

 

そのためにも肩のストレッチは念入りに行いましょう。

 

そして正しい拳の握り方で手首がぶれないように、自分の体の中心にまっすぐに突きを打ちます。

 

体全体を連動させて、全体重と体の全ての力が拳にのるようにします。

 

以上のことを意識し練習していくことで、自分にとっての最高の突きに近づいていくでしょう。

 

空手正拳突きのポイントと動画

 

 

前蹴りを極めるには

理想的な蹴りを放つためには腰を押し出し、素早く膝を抱え、しなるように蹴らなければなりません。

 

まず足だけで蹴るのではなく、腰から動くという身体感覚が強い蹴りの必須条件となります。

 

全体重と前方への重心移動の力をのせて、足の抱え込みと同時に、腰を思いきり前に押し出していきます。

 

足は膝の抱え込みと押し出しの力を鍛えることで蹴りが強く、速くなります。

 

ただ硬い筋肉ではなく、ゴムの様に柔軟性のある筋肉を作ることが必要です。

 

膝から先をムチの様にしなやかに打ち出すことが、強く速い蹴りを放つためには重要です。

 

また蹴りを出した後、蹴り足を素早く、折りたたむようにして戻してから着地します。

 

この時の足を引き足といいますが、蹴ることよりも引き足を意識することで、素早い蹴りができるようになります。

 

次に足先を反らせて、足首をしっかりとしめることで、すねの部分にある筋肉が盛り上がり、蹴りの威力が格段に増します。

 

指先もしっかりそらし、足裏の上足底で相手を蹴ります。

 

フルコンタクト空手前蹴りのコツと動画

 

効果的なトレーニングメニュー

空手のトレーニングにおいて重要なことは安定した下半身をつくる、関節を柔らかくする、体幹を鍛えることです。

 

ここでは効果的ないくつかのメニューをご紹介したいと思います。

 

ジャンピングスクワット

安定した下半身を作るのに、非常に有効なトレーニングです。

 

足を肩幅に開いて自然体で立ちます。

 

その場でしゃがみこんでスクワットします。

 

スクワットで立ち上がりながら前へジャンプします。

 

繰り返ししたら、次は同じように後ろへスクワットをします。

 

スクワットからの突き&蹴り

下段構えで構え、後ろ足を前に出し、足を揃えてスクワットします。

 

そのスクワットの状態から右足を前に出し、突きを出します。

 

蹴りの場合も下段構えで構え、後ろ足を前に出し、足を揃えてスクワットし、そのスクワットの状態から足を抱え込んで蹴りを出し、静かに着地します。

 

乾いた雑巾を使ったトレーニング

雑巾の上に両足をのせて、移動基本の運足を弧を描くようにすり足で進みます。

 

すり足は股関節から歩み出します。

 

足で踏み出すのではなく、内股を閉めて両足を引きつけるようにして進みましょう。

 

フルコンタクト空手の試合にも通用する体をつくる足腰のトレーニング法

 

毎日の稽古を丁寧に行う

空手は何よりも基本を大事にします。

 

一つ一つの技をおろそかにすることなく、丁寧に練習に取り組むことで、自分にとっての理想の技に近づいていくことができるでしょう。

 

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