投げ技から寝技への移行で一本を狙う寝技への入り方やタイミング

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投げ技から寝技への移行で一本を狙う寝技への入り方やタイミング

投げ技から寝技への移行

投げ技だけで勝負を決めようとすると、投げた後がおろそかになってしまいます。

 

攻撃した後にも油断せずに、相手の反撃にすぐに対応できるように、備えていないといけません。

 

投げ技から寝技へ移行する、投げ技で決まらなかったとしても寝技で決める、という心構えでいると、投げた後の体勢も、変わってくるでしょう。

 

それを意識して練習するだけでも、有利に試合を進めやすくなるでしょう。

 

投げ技から寝技に入るには

  • 1本を狙って投げ技を仕掛けて取れなかった後に寝技で一本を取る
  • 最初から一本になりにくい立ち技から寝技につなげる

という、大きく分けて2通りあると思います。

 

どちらを選ぶかは、当然、その試合の流れであったり、自分が得意であったりするものを選ぶことになるでしょう。

 

では、それぞれ、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?

 

大内刈りや小内刈りなどの、相手の股に脚を入れて引っ掛ける技の場合は、投げた後に

  • 早く相手の股から抜け出す
  • 相手の首、脇下を制してポジションを取る

ということが大切です。

 

投げた後、もたついていると、相手に脚を絡まれて、身動きが取れなくなったり、反撃のチャンスを与えてしまうことになります。

 

払い腰や内股や大外刈りなどの投げ技のあとは、投げた後に袈裟に固めやすい形になっています。

 

しかし、投げるときに一本にする意識が強すぎると、相手の体の上に自分の体が乗り過ぎ、バランスが悪く返されやすくなります。

 

 

投げ技で一本取れなかったら寝技で一本取る

という意識と体勢が重要です。

 

また、相手を倒した後に、両手を持ったままだと、寝技のポジション取りをしにくくなります。

 

  • 釣手か引き手のどちらかを離す

ということが、寝技上達のポイントです。

 

どちらの手を離すかは、自分の投げるクセや、自分の形に合う、などを練習などで意識して、繰り返し練習すると自然とできるようになってくるでしょう。

 

引き込み返しなどの技を使う場合は、相手が技を防ごうと

  • 脇を空けたところを狙い脇下をすくう

というのがポイントになります。

 

投げ技で一本を決めるのは、気持ちがいいですし、格好がいいものです。

 

しかし、試合で勝とうと思えば、立っているときから、頭も体も寝技の準備をして、投げ技で一本が決まらなかったとしても、すぐに寝技で一本取れるようにすることが大切ですね。

 

 

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